マンション管理士とは
投稿時間:2017-07-10 11:52:42
マンションには管理組合がつきものですが、最近では住民による自主的管理は難しかったり、トラブルに発展するなどの理由から、維持が大変になる場合も少なくありません。そこで活躍するのがマンション管理士です。
マンションの管理組合は住民で構成されるため、マンションに関する専門の知識を持ち合わせているわけではありません。そこでマンション管理士がサポートに入り、管理費や修繕積立金の会計と監査、予算案の作成、理事会の運営など、マンションの管理に関わる様々な業務を行います。騒音やペットなどの住民間のトラブルを解決へと導く手腕を求められることも。ちなみにマンションに駐在する「マンション管理人」とは別になりますのでご注意を。
司法関連ほどではないですが、試験の合格率は10%以下と難易度は高めです。そして、難易度の割には年収も平均400万円ほどとさほど高いわけではありません。
建築士やボイラー技士などの建設・設備に関する資格や、行政書士などの法律関係の資格を同時に取得しておくと、より仕事上で有利になるでしょう。宅地建物取引主任者といった不動産関連の資格もいいですね。
独立開業は難しい資格ですが、まだできてから年月が浅い資格のために人口が少なく、将来的に活躍の場が広がることが期待できます。今が狙い目と言えそうです。
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